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ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目
ハナブサは動かないで、しばらくジッと私の顔を見詰めているから…

ドッキン…ドッキン…ドッキン…

胸が逸る…。

「あの…ハナブサ…さん?」

名前を呼ぶと

「いえ…琴海さんの顔…良く見えたものですから…つい見入ってしまいました…」

ハナブサは顔を綻ばせ、微笑んだ。

ドッ~キン!

「なっ…」

なんですって?

サラって言ってのけてますが、かなり乙女心をくすぐる台詞でございましたよ!

私の動揺に反して、ハナブサは特に気にした様子でもなく

「琴海さん…そろそろ宜しいでしょうか?」

至近距離で顔を合わせたまま、ハナブサの指は交互に花弁を弾いた。

身体をプルッと震え

「あっ!はいぃ…」

扇子の現実に引き戻される。

「『窓の月』と『時雨茶臼』でかなり慣らしたので、そんな苦はなく挿入できるかと」

「えっ…痛いんですか…」

不安そうな顔になってしまうと、ハナブサは顔を傾けて…

「大丈夫です…痛くしませんから…」

途端顔が覆われ、甘く吸い込む様に唇を食まれる。

「あふ…ふぅん…」

挟まれた上唇をあむあむと揉まれ、たまに甘噛みされると、頭の芯がジ〜ンと気持ち良くなった。

ハナブサのもう片方の手が内腿を撫でながら、膝の下に差し込みゆっくり脚を持ち上げられ、開いた股の中心に硬質的な感触が当たった瞬間…

ヌプププププ…

ハナブサ特製扇子による、秘伝の奥義が始まった。

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