この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目
目を瞑り、ヤナセの匂いと温かさに浸っていると… 

「それに…セイジにも決意は伝えてありますから…セイジだってずっと待ってますよ…」

「なっ…」

バックンッ!ドキドキドキドキ…

いきなりセイジの名前が出てきて、落ち着いてきた心音が、最音速で鳴り出しそうになる。

「ソ…ソウデスカ…」

なんて答えて良いのやら…
ヤナセの不意打ちに、思わず片言になってしまった。

「クス…はい、大丈夫です…逃げも隠れもさせませんから…」

「はぁ…」

ヤナセがどこまで分かっていて、言っているかは分からないけど…

ヤナセの行動は無意味じゃないんだって、信じられるし…
それはとても…心強い。

だけど…

「もし…もしも…離婚にならなかったら…」

セイジを…ヤナセを裏切る事にはなってしまう。

私の不安を拭うかの様に、頭を優しく撫でてくれながらヤナセは

「例え時間が掛かっても…旦那様とはお互いが納得するまで…向き合ってみて下さい…どんな結果だとしても…きっと琴海様の将来の糧になります…」 

肩を抱き締めてくれる手に力がこもった。

トックン…

胸の奥が温かい…。

「何より…琴海様ご自身が、一番『幸せ』だと思える選択肢を選ぶ事が…スクールが望んでいる事です…」

「私が…一番幸せに…」

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ