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ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目

目を瞑り、ヤナセの匂いと温かさに浸っていると…
「それに…セイジにも決意は伝えてありますから…セイジだってずっと待ってますよ…」
「なっ…」
バックンッ!ドキドキドキドキ…
いきなりセイジの名前が出てきて、落ち着いてきた心音が、最音速で鳴り出しそうになる。
「ソ…ソウデスカ…」
なんて答えて良いのやら…
ヤナセの不意打ちに、思わず片言になってしまった。
「クス…はい、大丈夫です…逃げも隠れもさせませんから…」
「はぁ…」
ヤナセがどこまで分かっていて、言っているかは分からないけど…
ヤナセの行動は無意味じゃないんだって、信じられるし…
それはとても…心強い。
だけど…
「もし…もしも…離婚にならなかったら…」
セイジを…ヤナセを裏切る事にはなってしまう。
私の不安を拭うかの様に、頭を優しく撫でてくれながらヤナセは
「例え時間が掛かっても…旦那様とはお互いが納得するまで…向き合ってみて下さい…どんな結果だとしても…きっと琴海様の将来の糧になります…」
肩を抱き締めてくれる手に力がこもった。
トックン…
胸の奥が温かい…。
「何より…琴海様ご自身が、一番『幸せ』だと思える選択肢を選ぶ事が…スクールが望んでいる事です…」
「私が…一番幸せに…」
「それに…セイジにも決意は伝えてありますから…セイジだってずっと待ってますよ…」
「なっ…」
バックンッ!ドキドキドキドキ…
いきなりセイジの名前が出てきて、落ち着いてきた心音が、最音速で鳴り出しそうになる。
「ソ…ソウデスカ…」
なんて答えて良いのやら…
ヤナセの不意打ちに、思わず片言になってしまった。
「クス…はい、大丈夫です…逃げも隠れもさせませんから…」
「はぁ…」
ヤナセがどこまで分かっていて、言っているかは分からないけど…
ヤナセの行動は無意味じゃないんだって、信じられるし…
それはとても…心強い。
だけど…
「もし…もしも…離婚にならなかったら…」
セイジを…ヤナセを裏切る事にはなってしまう。
私の不安を拭うかの様に、頭を優しく撫でてくれながらヤナセは
「例え時間が掛かっても…旦那様とはお互いが納得するまで…向き合ってみて下さい…どんな結果だとしても…きっと琴海様の将来の糧になります…」
肩を抱き締めてくれる手に力がこもった。
トックン…
胸の奥が温かい…。
「何より…琴海様ご自身が、一番『幸せ』だと思える選択肢を選ぶ事が…スクールが望んでいる事です…」
「私が…一番幸せに…」

