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第6章 M Lesson ２回目

ドックン…ドックン…

くる…いよいよ…イーグルワタリが、やって来る…。

前回同様、下着無しのローブ一枚だけの状態で、先にベッドに腰掛けて待つ。

なんか…この状況…卒業レッスンに似ているな…。

あの時は、ラウンジから直接レッスン室で、講師を待っていて…。

ヤナセが来てビックリしたけど…
今となっては、それが懐かしく思えてきてしまう…。

ヤナセも心臓停まりそうだったけど、ワタリは心臓を喰われそうだよ…。

ションボリと背中を丸めて、項垂れてると

「おい…また寝てるのか？」

ワタリの声が、頭上に降ってきた。

キタッ———！！

「あっ…いえ…ストレッチでもと…」

また苦しい、言い訳をすると

「ストレッチなら、ベッドの上ですればいいだろう…」

「ぎゃぁっ！」

いきなり脇に両手を差し込まれ、軽々と持ち上げれ…
ワタリの両手に猫みたいにぶら下がり状態になった。