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ラブカルチャースクール 2
第6章 M Lesson 2回目
ラブカル講師は、徹底指導されている…

その中で、各々の個性を活かしたレッスンを生徒に施してくれるけど…
マスター講師は、更に厳しいだろう…。

生徒がレッスンを円滑に…心地好く受けられる為にも…
講師側もベストじゃないといけない…。

講師の事まで配慮する講師…。

『特別』って…そうゆう事なのかな…。

「さて…レッスンに入るか…」

ワタリはスクッと立ち上がる。

「えっ!もうレッスンですか?」

いつも、ここで何かしてから入る癖が付いてしまっていたからか、いきなりレッスンに違和感があった。

「…何しに来たんだ…時間が押すだろう…早く支度してこい」

「はい…畏まりました…」

そっか…ワタリにとってレッスンは、あくまでも
『講師育成』なんだ…。

ドキン…

え…もしかして…それって…。

レッスン室のドアの前で、ワタリに振り向くと…

真剣な顔で、タブレットを凝視していた。


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