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ラブカルチャースクール 2
第27章 M Lesson 10回目
「ヤナセさん…」
そんな風に言われると、なんだかしんみりとしてしまう。
「残り…13手…ここまで良く頑張ってきましたね…」
トックン…
その言葉に、今までの事が思い返されてくる。
「それは…ここまで頑張れたのも講師の皆さんのお蔭です…」
レッスン中も色々あったけど…
皆それぞれ励ましてリードしてくれて、殆どお任せだった。
「それに…何より毎回ヤナセさんが支えてくれてたから…」
私のラブカル人生は、ヤナセ無くして語れない!
ヤナセが受付担当で日に陰に支えてくれたからこそ、今の自分がココに在るんだと言っても過言じゃない。
旦那との離婚がまだ成立していないけど、確実にカリキュラム終了に向かっているのは事実。
早く講師になりたくて…
急いでレッスンを受けて来たけど、さっきのコウセイといい…
ヤナセにまで言われると、逆に卒業したくなくなりそうだ。
なんだか切なくなってきて目が潤み掛けると、ヤナセの手が頬を包む様に添えられて親指で目尻を優しく拭われた。
「琴海様…まだ卒業ではありませんから…寂しくないですよ…その時を迎えましたら喜びの涙を流しましょう…」
「は…い…」
頬を包み込むヤナセの手は…
マッサージの時よりも、ポカポカしてて…
凄く優しい温かさだった…。
そんな風に言われると、なんだかしんみりとしてしまう。
「残り…13手…ここまで良く頑張ってきましたね…」
トックン…
その言葉に、今までの事が思い返されてくる。
「それは…ここまで頑張れたのも講師の皆さんのお蔭です…」
レッスン中も色々あったけど…
皆それぞれ励ましてリードしてくれて、殆どお任せだった。
「それに…何より毎回ヤナセさんが支えてくれてたから…」
私のラブカル人生は、ヤナセ無くして語れない!
ヤナセが受付担当で日に陰に支えてくれたからこそ、今の自分がココに在るんだと言っても過言じゃない。
旦那との離婚がまだ成立していないけど、確実にカリキュラム終了に向かっているのは事実。
早く講師になりたくて…
急いでレッスンを受けて来たけど、さっきのコウセイといい…
ヤナセにまで言われると、逆に卒業したくなくなりそうだ。
なんだか切なくなってきて目が潤み掛けると、ヤナセの手が頬を包む様に添えられて親指で目尻を優しく拭われた。
「琴海様…まだ卒業ではありませんから…寂しくないですよ…その時を迎えましたら喜びの涙を流しましょう…」
「は…い…」
頬を包み込むヤナセの手は…
マッサージの時よりも、ポカポカしてて…
凄く優しい温かさだった…。