この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
セイジの優しさが、嬉しくて…
愛しくて…
切ない…。
ゴチャゴチャに入り混じる感情に、どうしたらいいのか解らなくて、ただ胸が苦しくなった。
「ひっく…大…じょぶ…目にゴミが入ったって…」
『言えば』…と言おうとしたら…
「それでヤナセを誤魔化せると思う?」
「う……ムリ…かな……だよね…」
「琴海…取り敢えず30分だけ延長して貰うから」
セイジは宥める様に背中を優し撫でてくれ
「泣くと疲れるだろ…また横になって少し休もう…瞼も冷やしてさ」
気遣いながらも顔を覗き込んで、チョンチョン…と、小鳥みたいに瞼と唇にキスをする。
「ひゃっ…」
じゃれてるみたいで少しくすぐったかったけど、不思議と気持ちが凄く落ち着いてきた。
「はは…はい、横になって…」
「うん…」
手を支えて貰いながら施術台にまた仰向けで寝っ転がると、セイジは優しく微笑んでタオルケットを身体に掛けてくれた。
「タオルで瞼を冷やそうね」
部屋に備え付けの洗面台でタオルを濡らして硬く絞り、顔に当て易い様にタオルを綺麗にたたみ直して椅子に座り
「目の上に乗せるよ…」
キスでもしそうなくらい、セイジは顔を近くに寄せてきた。
愛しくて…
切ない…。
ゴチャゴチャに入り混じる感情に、どうしたらいいのか解らなくて、ただ胸が苦しくなった。
「ひっく…大…じょぶ…目にゴミが入ったって…」
『言えば』…と言おうとしたら…
「それでヤナセを誤魔化せると思う?」
「う……ムリ…かな……だよね…」
「琴海…取り敢えず30分だけ延長して貰うから」
セイジは宥める様に背中を優し撫でてくれ
「泣くと疲れるだろ…また横になって少し休もう…瞼も冷やしてさ」
気遣いながらも顔を覗き込んで、チョンチョン…と、小鳥みたいに瞼と唇にキスをする。
「ひゃっ…」
じゃれてるみたいで少しくすぐったかったけど、不思議と気持ちが凄く落ち着いてきた。
「はは…はい、横になって…」
「うん…」
手を支えて貰いながら施術台にまた仰向けで寝っ転がると、セイジは優しく微笑んでタオルケットを身体に掛けてくれた。
「タオルで瞼を冷やそうね」
部屋に備え付けの洗面台でタオルを濡らして硬く絞り、顔に当て易い様にタオルを綺麗にたたみ直して椅子に座り
「目の上に乗せるよ…」
キスでもしそうなくらい、セイジは顔を近くに寄せてきた。