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第30章 M Lesson 教養T-T

「あ…あの…」

出来たら早く終わらせたい…
洋服だけ着て、ノーパンってこんなに不安になるもんなんだ。

「いや〜ん！ごめんね〜チワワちゃん。
構っちゃんのおっさんが、茶々ばっかり入れてくるから〜もう〜！」

「茶々、ちゃうわ！」

ホズミの言葉に、コウセイは目を据わらせてブゥたれる。

きっとこの二人だけにすると、永遠に漫才が出来そうな気がした。

「えっと…始めますね…」

とにかく私が行動を起こせば言い訳で…

靴を脱いで言われた通りマットの上で膝立ちし、肩幅くらいに脚を広げた。

ゴムを被せたバーベルを持って、ホズミも膝立ちで私の前に向き合う。

「姉さん…」

「今からバーベルを挿入するから…バランス取り易い様に、私の首に掴まってて…」

「うん…」

確かにこのままの体勢で、スカートの中に手を忍ばされるのを見てるのも恥ずかしい…
多分、姉さんの気遣いだろう。

「あくまでも『膣トレ』だから…ゴムのゼリーだけで滑らせていくわね」

「あっ！はい」

そっか…
指で弄ったりして、分泌液を出す事はしないんだ。
 
「普段…挿入しにくい時は、ローションとか使って入れるといいわ」

「分かった…」

「シリコンだから…ちょっと冷たいかもしれないけど…あと痛かったりしたら言ってね」

「はい…」

ホズミはスカートの裾を指先で小さく掴み、バーベルの位置を下げる。

いよいよだ…。

「挿れるわね…チワワちゃん…」

ホズミの腕が、スカートの中に侵入してきた。