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ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
「はぁ〜!やっと出れたぁ〜!」
ヤナセのマンションに引っ越してきて5日目の今日。
久々の実技レッスンの日だった。
いつも通りにレッスンに行く準備をしたが、このマンションに越して来てから、早めに目的地に向かう様にしている。
引っ越してきた翌日のバイトも、念のため一時間早く出たくらいだ。
案の定…
「迷った…」
それに建物から出れても敷地内から出るのにも時間が掛かるし、エレベーターを乗り違えると、とんでもない所に移動してしまうこともしばしば続いた。
前のマンションは、エントランスを出たら直ぐに道路だったのに…
上級階級の方々の住まいって大変なんだと痛感した。
「さて…駅に向かうか」
駅までは徒歩20分程度だったから歩ける範囲…
だけど…
キキィ!パッタン!
「駅までお願い!」
お高そうな黒塗りのタクシーが、マンションの住民を乗せて駅に向かって、私の横を通り抜けて行く。
小さくなって行くタクシーを追い掛ける様に歩き出す。
「………歩くのが健康には一番だし!体力作りにはもってこいだぁ!今日の講師は誰だろなぁ〜!」
全てに無駄がないと、ポジティブに切り替えて駅に向かって行った。
ヤナセのマンションに引っ越してきて5日目の今日。
久々の実技レッスンの日だった。
いつも通りにレッスンに行く準備をしたが、このマンションに越して来てから、早めに目的地に向かう様にしている。
引っ越してきた翌日のバイトも、念のため一時間早く出たくらいだ。
案の定…
「迷った…」
それに建物から出れても敷地内から出るのにも時間が掛かるし、エレベーターを乗り違えると、とんでもない所に移動してしまうこともしばしば続いた。
前のマンションは、エントランスを出たら直ぐに道路だったのに…
上級階級の方々の住まいって大変なんだと痛感した。
「さて…駅に向かうか」
駅までは徒歩20分程度だったから歩ける範囲…
だけど…
キキィ!パッタン!
「駅までお願い!」
お高そうな黒塗りのタクシーが、マンションの住民を乗せて駅に向かって、私の横を通り抜けて行く。
小さくなって行くタクシーを追い掛ける様に歩き出す。
「………歩くのが健康には一番だし!体力作りにはもってこいだぁ!今日の講師は誰だろなぁ〜!」
全てに無駄がないと、ポジティブに切り替えて駅に向かって行った。