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第35章 Ｍ Lesson 12回目

膣壁の筋肉の力を緩めた途端、ヤナセの金指が奥に侵入し…

ピ〜ン…ピ〜ン…

まさにお琴の弦を弾くが如く、ポルチオを軽く弾かれた。

「あぁぁぁぁっ！」

ビリリリリリィィィッ！

電流にでも撃たれたくらいの衝撃が脳天に衝き上がった。

一瞬で金縛りにあったみたいに、全身が硬直して背中が仰け反り顎が上がる。

「琴海さん！」

痙攣を起こして震える私をマサキは後ろから腰に腕を絡め、胸の中で支えてくれた。

「あっ…はぁぁぁんっ！」

背中にマサキの熱を感じながら、ヤナセの指にピクピクと身体が震わせられ続ける。

「もう直ぐですよ…琴海様…」

パルスが弾けて朦朧としてくる頭に、ヤナセの優しい声が媚薬の様に甘く広がる。

「はぁぁ…う…ん…ぅ…」

だけど、もう直ぐと言いつつも…
今度はポルチオの周りをゆっくり撫でている感覚がしたら…

ビリリリリィィィリリリィィィッ！

さっきより強い衝撃が、連続花火で打ち上げられた。

「はぅっ！」

握った両手を硬直させて大きく背中が弓形に曲がると、ローブも勢い良く舞い落ちる。

露わになった膨らみの先は、天井に向けて硬く突き出した。