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ラブカルチャースクール 2
第35章 M Lesson 12回目
 開けた胸を気にしてくれたマサキが、腰に回していた腕の片方を上げてきて、覆うように胸元を隠してくれたけど…

「ひゃぁんっ!」

カチカチに尖った乳首にローブが掠めて、余計感じてしまう。

「琴海さん…ごめんね」

申し訳なさ気に謝るマサキの声が、やたら艶っぽくてクラクラする。

「あっ…いやぁ…いぃ…」

『いえ、いいです』と言いたいのに、ただ悶えている声にしかならなかった。

マサキチェアーの中でジタバタしていても、ヤナセは冷静な表情で膣内探索を続けていて

クチュクチュ…ヌチャ……ンチュ…

「はぁ…はぁ……ぁ…」

激しく動かされている訳ではないのに、一番感じ易い所をジワジワと責められて、全身の血流が飽和していく感覚だ。

熱く火照る身体は、蒸気でも吐き出すみたいに胸を大きく上下させる。

無意識だった…

「はぁ…あぁぁ…イキ…たい…ぃ…」

イッたら楽になれる気がしたのだろう…
無意識に口走っていた。

「琴海さん?」

マサキは心配そうに声を掛けてきたけど…

「琴海様…イッて…宜しいですよ…」

ヤナセの囁いた低い声が妖艶に響いて、鳥肌が立ちそうなくらいザワザワした。

「イ…イィ……あぁ…」

パックリ開けた口の奥から、快感を絞り出す。

あぁ…頭が…蕩けそう…。

細めた目の隙間から見える照明が、一つの光になって…白光する。

グチュ…グチュ…ヌップンッ!

ヤナセの指先が引き抜かれながら、琴の弦を最後に弾いた瞬間…

「あっ!…イ……あぁ…ぁ…」

ただの『触診』に…

本日数回目の絶頂に、昇らされたのだった。

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