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ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!!」
フワフワ浮遊していた身体は、突然の霹靂を食らい、背中が弓形に反り返って硬直する。
そのアーチの隙間を固定するかの様にワタリは片腕を通して背中を支えてくれたけど、私は全身にを襲う雷を受け止めるのに必死だった。
「やぁ!い、逝くぅ…」
「イッていい」
ワタリが何か言っているけど、次々襲ってくる衝撃で、正直訳が分からない。
助けて!助けて!助けてぇ〜!
「あっ!あぁっ!…ひゃぁっ!」
溺れかけて必死掴む厚い板に、爪を立ててしまう。
後々痛かっただろうと思ったけど
「大丈夫だ…」
今は…
真っ白な空間に響く低い声だけが頼りだった。
下腹部から打ち上げてくる花火に、宇宙まで飛ばされそうだ。
「は…ぁ…」
息が詰まりそうになると…
雲の隙間から大きな鷲が飛んできた。
あぁ…きっと…
この鷲の背中に乗れば大丈夫なのかも〜。
「ワシ…」
譫言の様に呟くと
「ワタリだろ?」
なんかボケなようなツッコミが入る。
それが薄れゆく意識の中での最後の会話だった。
フワフワ浮遊していた身体は、突然の霹靂を食らい、背中が弓形に反り返って硬直する。
そのアーチの隙間を固定するかの様にワタリは片腕を通して背中を支えてくれたけど、私は全身にを襲う雷を受け止めるのに必死だった。
「やぁ!い、逝くぅ…」
「イッていい」
ワタリが何か言っているけど、次々襲ってくる衝撃で、正直訳が分からない。
助けて!助けて!助けてぇ〜!
「あっ!あぁっ!…ひゃぁっ!」
溺れかけて必死掴む厚い板に、爪を立ててしまう。
後々痛かっただろうと思ったけど
「大丈夫だ…」
今は…
真っ白な空間に響く低い声だけが頼りだった。
下腹部から打ち上げてくる花火に、宇宙まで飛ばされそうだ。
「は…ぁ…」
息が詰まりそうになると…
雲の隙間から大きな鷲が飛んできた。
あぁ…きっと…
この鷲の背中に乗れば大丈夫なのかも〜。
「ワシ…」
譫言の様に呟くと
「ワタリだろ?」
なんかボケなようなツッコミが入る。
それが薄れゆく意識の中での最後の会話だった。

