この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第37章 M Lesson 13回目

脈を測り終えるとワタリは、掴んでいた手を静かに下ろし
「大丈夫そうだな。焦らなくていいから、着替えてこい」
バッサッ!
私の着替えをベッドの上に放り投げた。
「あ…有難うございます!」
また持ってきてくれたんだ。
慌ててお礼を言ったが、ワタリはとっくに背中を向けてドアに歩き出している。
「余り遅くなるなよ」
「はい!」
バッタン!
ワタリは一言残してレッスン室を出ていき、私の返事はドアの音に掻き消された。
「はぁ…終わった…」
ワタリが出ていったレッスン室が、妙に広く感じる。
何度、見切りを付けられると思っただろうか…
最初は本当に怖い印象しかなかったワタリなのに、いつの間にか存在感は凄くドンドン大きくなっていく。
「マスターコースでは…今日が最後かな…」
何気に呟きながら、まだジンジンする下腹部に手を当てて摩る。
放り投げられた服は少し崩れたけど、畳まれた状態を保っていた。
「ふっ…どんな風に育ってきたんだろ?」
ワタリの学生時代とか想像すると、口元に笑みが浮かんできてしまう。
立つとフラつくかもしれないから、行儀が悪いけどベッドの上で着替えを始め…
どんな…恋愛したんだろ?
そんな事も頭の片隅に過っていった。
「大丈夫そうだな。焦らなくていいから、着替えてこい」
バッサッ!
私の着替えをベッドの上に放り投げた。
「あ…有難うございます!」
また持ってきてくれたんだ。
慌ててお礼を言ったが、ワタリはとっくに背中を向けてドアに歩き出している。
「余り遅くなるなよ」
「はい!」
バッタン!
ワタリは一言残してレッスン室を出ていき、私の返事はドアの音に掻き消された。
「はぁ…終わった…」
ワタリが出ていったレッスン室が、妙に広く感じる。
何度、見切りを付けられると思っただろうか…
最初は本当に怖い印象しかなかったワタリなのに、いつの間にか存在感は凄くドンドン大きくなっていく。
「マスターコースでは…今日が最後かな…」
何気に呟きながら、まだジンジンする下腹部に手を当てて摩る。
放り投げられた服は少し崩れたけど、畳まれた状態を保っていた。
「ふっ…どんな風に育ってきたんだろ?」
ワタリの学生時代とか想像すると、口元に笑みが浮かんできてしまう。
立つとフラつくかもしれないから、行儀が悪いけどベッドの上で着替えを始め…
どんな…恋愛したんだろ?
そんな事も頭の片隅に過っていった。

