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ラブカルチャースクール 2
第38章 M Lesson 14回目
「琴海様…次のレッスンは予定通り教養で宜しいでしょうか?」

ヤナセは組んでいた脚を元に戻し、マウスを動かして次回の予定を確認してきた。

「はい。予定通りでお願いします」

「畏まりました…前回みたいな事はないように致しますので…ご安心下さい」

「前回…あ…有難うございます」

ホズミの『膣トレ』実践を思い出し、顔がちょっと熱くなる。

どちらかというと姉さんの行動より、その後のヤナセの羞恥プレイの方が恥ずかしかったけどな。

予定の変更もなかったからか、ヤナセはパソコンの操作を簡単に終わらせた。

「琴海様…本日タクシーは使われますか?今からでも手配は出来ますが…」

「はい!今日は大丈夫です!途中でスーパーに寄って帰ります」

「そうですか…畏まりました」

ヤナセは私の答えを受け止める様に優しく微笑み返し、ソファーから立ち上がる。

毎回、用意周到にタクシーの手配をしてくれていたが、今日はそこまでしなくても大丈夫と踏んでいたようだ。

防犯ブザーまで渡していてくれたのに…

もしかしてヤナセは、私が防犯ブザーを鳴らさないと分かっていたんじゃないだろうか?

そしてハヤトがブザーを鳴らすことも、ヤナセには想定範囲内だったのかもしれない。

問いたげにジッと見上げる私にヤナセは、ヘーゼルの瞳をを妖しげに揺らめかせる。

「琴海様…本日のレッスン、本当にお疲れ様でした。また次回…お待ち申し上げております…」

最後にいつもの綺麗なお辞儀で、今日のレッスンは終了した。

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