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ラブカルチャースクール 2
第40章 M Lesson 15回目
「チワワちゃん、ちょっと待っててねぇ〜」

ホズミはローブのポケットからゴムを取り出し装着準備を始める。

二本の指に挟んだケースの蓋は、ピンク色をしていた。

ハヤトのは白だったけど、色まで選べるんだと感心してしまう。

ものの数秒でホズミはゴムを着け終わり、ニッコリと笑って振り向くと

「はぁ〜い!お待たせぇ〜ん!」

バサッ!

ローブを宙に舞い上がらせるように、脱ぎ捨てる。

細身だけどしっかり付いた筋肉が露わになって、ツヤツヤした肌が美しかった。

思わず見惚れそうになると、ホズミが放り投げたローブが私の目の前に落ちてくる。

「オコタはないけどせめてこれで足を隠して、こたつ布団代わりにするわよ〜!」

「こたつ布団!?」

姉さんのイメプレは、思いの外本格的だった。

「だってぇ〜こたつの中でも出来る体位だし、見ながらやったら簡単に出来ちゃうもの〜」

うふふふ〜と口元を揃えた指を当てて微笑むけど、姉さん絶対に楽しんでる!

「はぁ…確かにそうですね」

ラストレッスン前のレッスンも簡単に終わる訳ないのが、流石マスターコース。

「はい!じゃぁチワワちゃんのローブを上に掛けて〜!始めるわよ〜」

「はいぃ〜」

私とホズミは向き合い、膝を曲げた脚の上にお互いのローブを掛けて隠した。

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