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ラブカルチャースクール 2
第40章 M Lesson 15回目
「そう…なら良かったぁ〜」

ホズミは本当に嬉しそうな声で、抱き締めてきた。

なんか今日の姉さん…
またちょっと違う気がする。

少しクリアになってきた頭で違和感を感じながらも、抱き締められた腕の中は心地良くてしばらく身を委ねる。

触れ合う肌が熱くて、じんわりと汗が滲み出た。

優しく抱き締めてくれるホズミの腕の中は安心感がある。

ラブカルの『掟』が本格的に改正されたら…
姉さんも誰かと付き合うのかな?

講師じゃなかったとしても、ホズミと付き合った人は凄く幸せを感じられると思えた。

『恋愛』をしたいと言っていた姉さん…

幸せになって欲しいな…。

まるで母親の腕に抱かれている子どものような気持ち良さで、このまま寝てしまいそうになると――――

「チワワちゃぁ〜ん!やだぁ〜私も一応男なんだからぁ〜そんな安心しきんないでよ〜!」

ユッサユッサと揺らされた。

「わぁ〜!何するんですかぁ〜!」

まだロングスクリューは挿入されたままだから、下手に揺らさないで欲しい。

「だってぇ〜このまま寝ちゃいそうだったもの〜」

「わわっ!姉さんの腕の中、なんかホッとしちゃってぇ〜」

「もうもう〜!少しはドキドキしてちょうだぁい!」

「ドキドキって…んぐぅ…」

ホズミは不服そうにプルプルの唇を突き出して、突如唇を塞いできた。

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