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ラブカルチャースクール 2
第3章 マスターコース
昨日に続き…結構背が高いけど、かなりの細身の男性だ。

なんだか妙に綺麗で…
更に――――

「あら〜失礼!上に用事かしら?」

「は…い…」

んん?
言葉使いが、ちょっと不思議だな?

キョトンとしている私にスレンダーさんは

「生徒さんかしら?ラブカルチャースクール初めて?」

一応、ラブカルの講師みたいだけど…

「はい、生徒です。何回か来てます…」

「そう〜お初だわね〜!一緒に上がる?」

「いえ…一人で大丈夫です…」

黙ってれば普通にカッコ良いのに…
見てくれとのギャップに圧倒されてしまう。

スレンダーさんは、頬に手を当てて

「ん〜でも…何か心配だからサービスしちゃうわ!一緒に上がりましょう〜」

ニッコリ微笑み素早く腕を掴まれて、エレベーターに引き入れられた。

「えぇっ!?」

急な展開にプチパニックになりかける。

た、助けて〜!

外に手を伸ばしたが――――

チーン!

無情にもドアは、閉じられた…。


 
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