この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「いよいよ明日か…」
バイト先のカレンダーを眺めながら、明日の『ラストレッスン』に期待と緊張が昂まる。
数ヶ月前は、マスターコースに通い始める前日に眺めたカレンダーだったのに…
もう最後のレッスンなのかと思うと感慨深い。
開店準備をしながら、お店で起きた出来事も思い返していく。
スクールに通いながら働ける場所としては最適だったこの喫茶店は、四天王が愛用するお店だった。
店長や奥さんにも凄くお世話になって、たくさんのことを教えて貰った。
無事に卒業が決まれば、ここでのバイトも辞めなければならない。
自分が決めたことだけど、少し寂しく思えた。
「講師になったら…お客として来させて欲しいな…」
窓辺の花を整えながら、名残惜しく呟くと
「琴海ちゃ〜ん、ちょっといいかい?」
「はいっ!何でしょうか!?」
店長に呼ばれて我に返り、慌ててカウンターに向かう。
「こないだ琴海ちゃんがお試しに作ったパイナップルのアイスティーだけどね〜。好評だったからメニューに加えようと思うんだけど、良いかな?」
「は、はいっ!嬉しいです!」
ヤナセに教えて貰ったことは言ってあるけど、お店のメニューとして残して貰えるのは凄く嬉しい。
「他にも思いついたのがあったら、作ってみてね〜」
「あ…はい。考えてみますね」
店長さんの温かい笑顔が、いつも以上に胸を沁み入った。
バイト先のカレンダーを眺めながら、明日の『ラストレッスン』に期待と緊張が昂まる。
数ヶ月前は、マスターコースに通い始める前日に眺めたカレンダーだったのに…
もう最後のレッスンなのかと思うと感慨深い。
開店準備をしながら、お店で起きた出来事も思い返していく。
スクールに通いながら働ける場所としては最適だったこの喫茶店は、四天王が愛用するお店だった。
店長や奥さんにも凄くお世話になって、たくさんのことを教えて貰った。
無事に卒業が決まれば、ここでのバイトも辞めなければならない。
自分が決めたことだけど、少し寂しく思えた。
「講師になったら…お客として来させて欲しいな…」
窓辺の花を整えながら、名残惜しく呟くと
「琴海ちゃ〜ん、ちょっといいかい?」
「はいっ!何でしょうか!?」
店長に呼ばれて我に返り、慌ててカウンターに向かう。
「こないだ琴海ちゃんがお試しに作ったパイナップルのアイスティーだけどね〜。好評だったからメニューに加えようと思うんだけど、良いかな?」
「は、はいっ!嬉しいです!」
ヤナセに教えて貰ったことは言ってあるけど、お店のメニューとして残して貰えるのは凄く嬉しい。
「他にも思いついたのがあったら、作ってみてね〜」
「あ…はい。考えてみますね」
店長さんの温かい笑顔が、いつも以上に胸を沁み入った。