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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
翌日、ラストレッスンの日――
ほぼ全面ガラス張りの眩しく光るラブカルビルを仰ぎ見る。
高層ビルの谷間からは空は遠く感じるけど、このビルで働く夢は直ぐ近くまで来ていると思うと、ビルと同じくらい希望に輝けると思った。
いよいよ、今日で48手が完成するのだ。
普段と同じようにリラックスとヤナセに言われていたけど、プルっと武者震いしてしまう。
「いざ、出陣!」
気合を入れて勢い良くビルの入り口を開け放ち、エレベーターに向かっていく。
「えいやぁ〜!」
突き指しそうなくらい思いっきりボタンを押すとドアが直ぐに開いた。
チーン!
エレベーターは元々エントランスで止まっていようだ。
「わっ!早っ!」
いつも大抵到着するのを待たされるのに…
まるでエレベーターでさえ待ち受けてくれていたみたい。
受付階のボタンを選び、『閉』を押そうとしたが――
「誰か来るかな?」
ドアを手で抑えながら、辺りをキョロキョロと見回してみた。
結構講師と出くわすから、癖で確認してしまう。
数秒待ってみたけど誰も来そうになく、少し寂しく思いながら『閉』のボタンを押した。
ほぼ全面ガラス張りの眩しく光るラブカルビルを仰ぎ見る。
高層ビルの谷間からは空は遠く感じるけど、このビルで働く夢は直ぐ近くまで来ていると思うと、ビルと同じくらい希望に輝けると思った。
いよいよ、今日で48手が完成するのだ。
普段と同じようにリラックスとヤナセに言われていたけど、プルっと武者震いしてしまう。
「いざ、出陣!」
気合を入れて勢い良くビルの入り口を開け放ち、エレベーターに向かっていく。
「えいやぁ〜!」
突き指しそうなくらい思いっきりボタンを押すとドアが直ぐに開いた。
チーン!
エレベーターは元々エントランスで止まっていようだ。
「わっ!早っ!」
いつも大抵到着するのを待たされるのに…
まるでエレベーターでさえ待ち受けてくれていたみたい。
受付階のボタンを選び、『閉』を押そうとしたが――
「誰か来るかな?」
ドアを手で抑えながら、辺りをキョロキョロと見回してみた。
結構講師と出くわすから、癖で確認してしまう。
数秒待ってみたけど誰も来そうになく、少し寂しく思いながら『閉』のボタンを押した。