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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「琴海様っ!」

ヤナセの声と共に金竿が引き抜かれ、口が一気に解放される。

「はぁはぁ…ゴッホ!ふぅ…ゲッホ!」

呼吸と咳が混ざり合って、なんとも忙しい状態だ。

跳ねるように起き上がったヤナセは私の上体を起こして抱え込み、胸の中に寄り掛からせた。

「ゆっくり…息を吸って下さい…」

呼吸が荒い私の背中を摩ってくれながら、優しく話しかけてくる。

「ぜぇ…はぁぁ…ゴホ…」

大海で溺れたかのように、私はヤナセの胸に頬をくっ付けて、背中に腕を回して必死にしがみ付いていた。

呼吸が穏やかになってくるまで

「琴海様…大丈夫ですよ…」

何度も…何度も…

ヤナセの手は背中を撫でてくれた。

胸に当たる耳に…

トックン…トックン…

ヤナセの心音が穏やかに響いてきて、気持ちが落ち着いてくる。

「はぁ…すみません…。上手く要領が掴めなくて…」

「クス…いえ。しっかりと私の亀頭を咥えて頂いておりましたし…尚且つ尿道攻めも試みようとしておりましたので…充分今までのレッスンの成果を発揮されていたと思いますよ…」

「そ、そうですか…」

ただ咥えるだけでいっぱいいっぱいだったのに、何故に尿道攻めまでしようとしていたのが分かったっんだろう!?

やはり恐るべし…ヤナセ…。

落ち着いてきた心音が、ヤナセの千里眼に驚愕して、また早くなりそうになると――――

「えぇ…気持ち良かったですよ…」

ヤナセは抱き締める肩を優しく撫でながら、色っぽい声が頭上に響かせた。

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