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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
ボッシュ〜ン!
瞬間湯沸かし器並みに、頭から蒸気が上がった。
今、ヤナセ『気持ち良かった』って言いましたか〜!?
精一杯口を動かしてもピクリともしなかったんですけど、ヤナセジュニア様!
「恐悦至極でございます…」
本当に気持ち良かったかは分からないけど、ヤナセからそう言って貰えるのは凄く格別に思えた。
クス…とヤナセは含み笑いをして、抱き締めていた身体を少しは離し、顔を傾けて覗き込んできた。
ほぼ真横になった頭は、重力に任せた髪が砂粒のようにサラサラと流れ、睫毛で影ったヘーゼルがまた一段と色っぽい。
「少し…休まれますか?噎せて疲れましたでしょう…」
たしかに咳をすると疲れるけど、ちょっと喉が詰まっただけだし、ヤナセのお陰で早く落ち着いた。
もっと上手く私が対処すれば良かったこと…
ここで時間を取らせてしまうのは申し訳ない気がする。
「いえ、大丈夫です。このまま次の体位をお願いします」
見詰めてくるヤナセの目をしっかりみて、次の課題のお願いをするとヤナセは目を優しく細めて
「畏まりました…では次に参りましょう…」
顔を傾けたまま、白薔薇が咲いたかのように微笑んだ。
瞬間湯沸かし器並みに、頭から蒸気が上がった。
今、ヤナセ『気持ち良かった』って言いましたか〜!?
精一杯口を動かしてもピクリともしなかったんですけど、ヤナセジュニア様!
「恐悦至極でございます…」
本当に気持ち良かったかは分からないけど、ヤナセからそう言って貰えるのは凄く格別に思えた。
クス…とヤナセは含み笑いをして、抱き締めていた身体を少しは離し、顔を傾けて覗き込んできた。
ほぼ真横になった頭は、重力に任せた髪が砂粒のようにサラサラと流れ、睫毛で影ったヘーゼルがまた一段と色っぽい。
「少し…休まれますか?噎せて疲れましたでしょう…」
たしかに咳をすると疲れるけど、ちょっと喉が詰まっただけだし、ヤナセのお陰で早く落ち着いた。
もっと上手く私が対処すれば良かったこと…
ここで時間を取らせてしまうのは申し訳ない気がする。
「いえ、大丈夫です。このまま次の体位をお願いします」
見詰めてくるヤナセの目をしっかりみて、次の課題のお願いをするとヤナセは目を優しく細めて
「畏まりました…では次に参りましょう…」
顔を傾けたまま、白薔薇が咲いたかのように微笑んだ。