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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「んっ!」

モゾモゾしたくすぐったさに声が漏れそうになったけど、これしきのことでと恥ずかしくてグッと声を堪える。

丘の根元を一周したタオルは、渦を巻きながら頂上に向けて登りだす。

丹念に胸を拭くヤナセの顔は、何かを作り出す職人みたいに真剣で声が掛けられなかった。

片腕を持ち上げられ胸を扱かれる絵面は、もし傍から誰か見たら明らかにちょっとした拘束プレイに見えるだろう。

凄く…凄く…恥ずかしい…。

だけどされるがままで、あがらえない状況が余計神経を過敏にさせて、ヤナセの動きに意識を集中させられる。

いよいよ赤い頂に到着すると、ヤナセはタオルの角っこで先端を擦りはじめた。

「ふぅ…う…」

奥歯を噛んで、息を押し殺すと

「琴海様…くすぐったいようでしたら…声を出して頂いても構いませんが…」

ヤナセは乳頭を摩りながら、微笑みかけてきた。

「あっ…で、でも…」

分かっている…

声を出したところでヤナセは何も気にしないことも。

だってこうなることは、ヤナセの範疇内でしかないのだ。

眠っていた先端の芽が目覚め出し、硬い木の実がみのると、甘い痺れが全身に広がっていく。

「あぁ…はっ…」

衝き上がる快感に我慢がしきれず、とうとう声が溢れでた。

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