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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson

左右の手のひらをくっ付けて、訴えるように見上げる私にヤナセは優しく微笑んでタオルを手の上まで持ってきた。
ドッキン!
もしかして、タオルを渡してくれるのかな?
僅かな期待に小さな胸を揺らすと――――
ガシッ!
「はい?」
さっきと同じく、今度は両腕の手首を掴まれてしまった。
「琴海様…ご遠慮は無用ですよ…」
「い、いや…遠慮じゃなくて…きゃぁぁぁ〜!」
ヤナセは掴んだ手首を腕相撲みたいに横に倒すと、私を寝技に持ち込んだ。
軽く腕を捻られただけで簡単に身体がベッドにひっくり返り、その勢いで脚が宙に浮いてしまう。
透かさずヤナセは両手首をベッドに押し付け、開いた股の間に腕を挟んだ。
「あ…」
サラサラ…
目の前に絹糸の如く揺れる髪と…
宝石のような瞳が降り注いでくる。
うっ…動けない――――。
魂まで縛られたみたいに、見下ろしてくるヤナセに魅入ってしまう。
赤く美しく艶めく唇から、痺れそうな低い声で囁かれる。
「琴海様はゆっくりと…横になられていて下さい…」
「は…はい…」
雁字搦めにされながら妖艶に微笑まれ、この貴公子には絶対に逆らえないと思った。
ドッキン!
もしかして、タオルを渡してくれるのかな?
僅かな期待に小さな胸を揺らすと――――
ガシッ!
「はい?」
さっきと同じく、今度は両腕の手首を掴まれてしまった。
「琴海様…ご遠慮は無用ですよ…」
「い、いや…遠慮じゃなくて…きゃぁぁぁ〜!」
ヤナセは掴んだ手首を腕相撲みたいに横に倒すと、私を寝技に持ち込んだ。
軽く腕を捻られただけで簡単に身体がベッドにひっくり返り、その勢いで脚が宙に浮いてしまう。
透かさずヤナセは両手首をベッドに押し付け、開いた股の間に腕を挟んだ。
「あ…」
サラサラ…
目の前に絹糸の如く揺れる髪と…
宝石のような瞳が降り注いでくる。
うっ…動けない――――。
魂まで縛られたみたいに、見下ろしてくるヤナセに魅入ってしまう。
赤く美しく艶めく唇から、痺れそうな低い声で囁かれる。
「琴海様はゆっくりと…横になられていて下さい…」
「は…はい…」
雁字搦めにされながら妖艶に微笑まれ、この貴公子には絶対に逆らえないと思った。

