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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson

腑に落ちない気持ちでベッドに入るが、ヤナセが嬉しそうに微笑んでいるから何も言えない。
横になった私にヤナセは掛け布団を肩まで掛け、ベッドサイドに頬杖をしながらポンポンと子どもを寝かし付けるみたいにお腹を摩る。
「ヤナセさん…私ちゃんと寝ますよ」
「はい…しかと眠りに就くまで見届けさせて頂きます…」
何ですと!
寝落ちするまで、このヘーゼルライトを浴びないといけないのですか!?
余計寝れないんですけども!!
確かにヤナセは必要以上に面倒見がいいけど、今日はまた一段と良過ぎる。
ヤナセの行動には理由があるから、きっと何かしらの意味があるんだろうけど…
どうしてここまで?
あれこれ考えると目が冴えてしまい、それだといつまで経ってもヤナセが帰れないと思って無理やり目を瞑る。
眠れ〜!眠るんだぁ〜!
チワワァァァ〜〜!!
自分に念を飛ばすように、眉間に力を入れるとシワが寄ってしまった。
そんな私の無駄な努力を知ってか知らずか、ヤナセはひたすらポンポンと穏やかなリズムを刻んでいく。
「ヤナセさん…」
「はい…琴海様…」
「私…卒業レッスン…頑張ります…」
「…はい…」
「頑張って……講師になります…」
「……はい…お待ちしてます…」
ヤナセの低い声が子守唄に聴こえ、急に眠気が襲ってくる。
緩やかな波に揺らされて、身体が水面の底に吸い込まれて――――
沈んでいく。
「クス…お休みなさい…」
遠くで心地良い声と…
優しく頭を撫でられたような感覚がした。
横になった私にヤナセは掛け布団を肩まで掛け、ベッドサイドに頬杖をしながらポンポンと子どもを寝かし付けるみたいにお腹を摩る。
「ヤナセさん…私ちゃんと寝ますよ」
「はい…しかと眠りに就くまで見届けさせて頂きます…」
何ですと!
寝落ちするまで、このヘーゼルライトを浴びないといけないのですか!?
余計寝れないんですけども!!
確かにヤナセは必要以上に面倒見がいいけど、今日はまた一段と良過ぎる。
ヤナセの行動には理由があるから、きっと何かしらの意味があるんだろうけど…
どうしてここまで?
あれこれ考えると目が冴えてしまい、それだといつまで経ってもヤナセが帰れないと思って無理やり目を瞑る。
眠れ〜!眠るんだぁ〜!
チワワァァァ〜〜!!
自分に念を飛ばすように、眉間に力を入れるとシワが寄ってしまった。
そんな私の無駄な努力を知ってか知らずか、ヤナセはひたすらポンポンと穏やかなリズムを刻んでいく。
「ヤナセさん…」
「はい…琴海様…」
「私…卒業レッスン…頑張ります…」
「…はい…」
「頑張って……講師になります…」
「……はい…お待ちしてます…」
ヤナセの低い声が子守唄に聴こえ、急に眠気が襲ってくる。
緩やかな波に揺らされて、身体が水面の底に吸い込まれて――――
沈んでいく。
「クス…お休みなさい…」
遠くで心地良い声と…
優しく頭を撫でられたような感覚がした。

