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ラブカルチャースクール 2
第42章 Lesson 特殊課題

カラ〜ン…コロ〜ン…
「有難うございました〜!」
ランチタイムの最後のお客様が帰って、忙しさのピークが一段落する。
「琴海ちゃん、それが片付け終わったら一息入れようね〜」
店長は和やか微笑みながら、声を掛けてきた。
「はい!分かりました!」
最初は覚束なかったこのバイトも、今ではメニューを全部覚えるくらい慣れてきた。
拭いているテーブルに飾られた小さな花瓶が目に入る。
全部のテーブルに其々飾られた切り花は、奥さんが毎日活けていたのを最近は私も手伝わせて貰っていた。
この仕事は凄く楽しい。
お店に入ってきた時のホッとしているお客さんの顔。
メニューをみてどれにしようか迷っている声。
直接色んな人の声、笑顔に触れられることがこんなに楽しいんだと教えて貰えた。
でも――――
ラブカルの『卒業レッスン』が無事合格したら、私はここを辞めないといけない。
バイトを始めた当初から決めていたことだけどスクール卒業間近になって、お店も『卒業』なんだと思うと、かなり寂しく思えた。
感慨深く思いながら食器を載せたトレーをカウンターに運んで行こうとしら――――
カラ〜ン!コロ〜ン!
お客が居ないのを丁度狙ったように、長身のイケメンが二人ご来店してきた。
「有難うございました〜!」
ランチタイムの最後のお客様が帰って、忙しさのピークが一段落する。
「琴海ちゃん、それが片付け終わったら一息入れようね〜」
店長は和やか微笑みながら、声を掛けてきた。
「はい!分かりました!」
最初は覚束なかったこのバイトも、今ではメニューを全部覚えるくらい慣れてきた。
拭いているテーブルに飾られた小さな花瓶が目に入る。
全部のテーブルに其々飾られた切り花は、奥さんが毎日活けていたのを最近は私も手伝わせて貰っていた。
この仕事は凄く楽しい。
お店に入ってきた時のホッとしているお客さんの顔。
メニューをみてどれにしようか迷っている声。
直接色んな人の声、笑顔に触れられることがこんなに楽しいんだと教えて貰えた。
でも――――
ラブカルの『卒業レッスン』が無事合格したら、私はここを辞めないといけない。
バイトを始めた当初から決めていたことだけどスクール卒業間近になって、お店も『卒業』なんだと思うと、かなり寂しく思えた。
感慨深く思いながら食器を載せたトレーをカウンターに運んで行こうとしら――――
カラ〜ン!コロ〜ン!
お客が居ないのを丁度狙ったように、長身のイケメンが二人ご来店してきた。

