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ラブカルチャースクール 2
第42章 Lesson 特殊課題

プシュゥゥゥゥ〜!
浮上しようとしたチワワ気球は、皺くちゃになって落下する。
ガックリ項垂れて、抜け殻になりそうな私を見てホズミは
「もう〜!ワタリの馬鹿!バカァ〜!デリケートな乙女心に筋肉パンチばっかしてくるんじゃないわよ!」
ワタリに怒ってポケットから取り出したハンカチを投げ付けたが、眉根一つ動かさずにガッチリ鷲掴みするワタリ。
「現実を教えてやっただけだ。変にぬか喜びさせる方が良くないだろ!」
「確かにそうだけど、もっと他に言いようがあるもんでしょが!」
かなり心が陥没しかけたが、ワタリの言う通り…
これが『卒業レッスン』の実態だ。
本当に講師になりたければ、必死に挑まなければならないんだ。
ラブカル講師が甘くないってことを否応無しに思い知らされる。
「姉さん…ごめんね。ワタリさん、教えて下さって有難うございます」
ワタリに吠え続けてくれている姉さんの袖を指先で摘みながら、二人に頭を下げた。
「チワワちゃん…」
「あぁ…」
私を励ましながら、ワタリを諌めるホズミ。
厳しいけど現実を見つめさせてくれる、ワタリ。
この特別講師たちの『優しさ』が、有難く思えた。
浮上しようとしたチワワ気球は、皺くちゃになって落下する。
ガックリ項垂れて、抜け殻になりそうな私を見てホズミは
「もう〜!ワタリの馬鹿!バカァ〜!デリケートな乙女心に筋肉パンチばっかしてくるんじゃないわよ!」
ワタリに怒ってポケットから取り出したハンカチを投げ付けたが、眉根一つ動かさずにガッチリ鷲掴みするワタリ。
「現実を教えてやっただけだ。変にぬか喜びさせる方が良くないだろ!」
「確かにそうだけど、もっと他に言いようがあるもんでしょが!」
かなり心が陥没しかけたが、ワタリの言う通り…
これが『卒業レッスン』の実態だ。
本当に講師になりたければ、必死に挑まなければならないんだ。
ラブカル講師が甘くないってことを否応無しに思い知らされる。
「姉さん…ごめんね。ワタリさん、教えて下さって有難うございます」
ワタリに吠え続けてくれている姉さんの袖を指先で摘みながら、二人に頭を下げた。
「チワワちゃん…」
「あぁ…」
私を励ましながら、ワタリを諌めるホズミ。
厳しいけど現実を見つめさせてくれる、ワタリ。
この特別講師たちの『優しさ』が、有難く思えた。

