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ラブカルチャースクール 2
第42章 Lesson 特殊課題

唇を結んで、目を瞑る――――
瞼の裏には、セイジの優しい笑顔が浮かび上がる。
前を歩く貴方を追いかけたいと誓った。
同じように夫婦関係に悩む人の思いを救いあげたいと決意した。
何があろうとも絶対ラブカル講師になるって決めたんだ。
目を開いて、二人を真っ直ぐ見詰める。
「私…どんな結果でも、力を尽くして頑張ります!」
そして今…
ワタリとホズミに揺らがない思いをはっきり伝えた。
「チワワちゃん…ちっちゃいけど、大きくなったわね〜。ホズミ感涙ぃ〜!」
姉さんは大きな瞳を感激で潤ませて、ワタリから奪い返したハンカチを口元当てる。
ワタリは眉間に皺を寄せた仏頂面で腕を組んで黙っていたけど、その態度も私の言葉を受け止めてくれたと信じた。
絶望的なブリザードから明るい春の兆しに変化したテーブルに、奥さんがグラスを載せたトレーを持って近寄ってくる。
「良かったらアイスティー飲まないかしら〜」
「やぁ〜ん!ママさん有難う〜!ケーキも美味しかったわぁ〜」
ホズミは飛び跳ねるように立ち上がり、頭を二つ分は違いそうな奥さんからトレーを受け取った。
「ふふふ〜ゆっくりしててね〜」
奥さんの優しい笑顔に、更に温かい雰囲気になる。
ホッと一息吐いてアイスティーを一口飲むと、アールグレイの香りが凄く爽やかに感じた。
不安はあるけど決意を定めたことで、気持ちが落ち着いた…
そう思った時だった――――。
瞼の裏には、セイジの優しい笑顔が浮かび上がる。
前を歩く貴方を追いかけたいと誓った。
同じように夫婦関係に悩む人の思いを救いあげたいと決意した。
何があろうとも絶対ラブカル講師になるって決めたんだ。
目を開いて、二人を真っ直ぐ見詰める。
「私…どんな結果でも、力を尽くして頑張ります!」
そして今…
ワタリとホズミに揺らがない思いをはっきり伝えた。
「チワワちゃん…ちっちゃいけど、大きくなったわね〜。ホズミ感涙ぃ〜!」
姉さんは大きな瞳を感激で潤ませて、ワタリから奪い返したハンカチを口元当てる。
ワタリは眉間に皺を寄せた仏頂面で腕を組んで黙っていたけど、その態度も私の言葉を受け止めてくれたと信じた。
絶望的なブリザードから明るい春の兆しに変化したテーブルに、奥さんがグラスを載せたトレーを持って近寄ってくる。
「良かったらアイスティー飲まないかしら〜」
「やぁ〜ん!ママさん有難う〜!ケーキも美味しかったわぁ〜」
ホズミは飛び跳ねるように立ち上がり、頭を二つ分は違いそうな奥さんからトレーを受け取った。
「ふふふ〜ゆっくりしててね〜」
奥さんの優しい笑顔に、更に温かい雰囲気になる。
ホッと一息吐いてアイスティーを一口飲むと、アールグレイの香りが凄く爽やかに感じた。
不安はあるけど決意を定めたことで、気持ちが落ち着いた…
そう思った時だった――――。

