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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson

キュゥン…
セイジの気持ちに触れて、嬉しさと甘酸っぱさに胸の奥が掴まれたみたいに締め付けられた。
「うん…うん……」
私も会いたかったよ――――セイジ。
レッスンで嫌でも抱き合うのに、名残惜しそうに腕を緩めて身体を離す。
見上げるといつもの甘い微笑みが降り注がれる。
「お茶…淹れるね」
セイジはちょっと照れ臭そうに笑って、テーブルに手に持っていたタブレットと小さな箱を置いた。
抱き締められた時ちょっと何か背中に当たった感触があったのは、タブレットとだけじゃなかったんだと認識する。
何の箱だろ?
気になりながらソファーに腰を掛け、お茶を淹れるセイジの背中をジッと見詰めた。
ティーポットに茶葉を入れて手際よくお湯を注ぎ、砂時計を側に置くセイジの一つ一つの動作が全て輝いて見えてしまう。
あぁ…ずっと眺めていたいな。
ポヤ〜ンと蕩けた顔でセイジを眺めていると
「あれ、琴海どうしたの?眠いのかな?」
私の間抜けな顔をセイジは眠気が襲ってきたと思ってしまった。
「ふふふ〜違うよ〜。今日のレッスンは気合入ってるもん!」
見惚れてました――とは流石に恥ずかしくて言えない。
「そっか!琴海凄いヤル気だね。じゃぁこれを前祝いに一緒に食べない?」
私の言葉をそのまま受け止めたセイジは、ニッコリ微笑んで箱を開けた。
セイジの気持ちに触れて、嬉しさと甘酸っぱさに胸の奥が掴まれたみたいに締め付けられた。
「うん…うん……」
私も会いたかったよ――――セイジ。
レッスンで嫌でも抱き合うのに、名残惜しそうに腕を緩めて身体を離す。
見上げるといつもの甘い微笑みが降り注がれる。
「お茶…淹れるね」
セイジはちょっと照れ臭そうに笑って、テーブルに手に持っていたタブレットと小さな箱を置いた。
抱き締められた時ちょっと何か背中に当たった感触があったのは、タブレットとだけじゃなかったんだと認識する。
何の箱だろ?
気になりながらソファーに腰を掛け、お茶を淹れるセイジの背中をジッと見詰めた。
ティーポットに茶葉を入れて手際よくお湯を注ぎ、砂時計を側に置くセイジの一つ一つの動作が全て輝いて見えてしまう。
あぁ…ずっと眺めていたいな。
ポヤ〜ンと蕩けた顔でセイジを眺めていると
「あれ、琴海どうしたの?眠いのかな?」
私の間抜けな顔をセイジは眠気が襲ってきたと思ってしまった。
「ふふふ〜違うよ〜。今日のレッスンは気合入ってるもん!」
見惚れてました――とは流石に恥ずかしくて言えない。
「そっか!琴海凄いヤル気だね。じゃぁこれを前祝いに一緒に食べない?」
私の言葉をそのまま受け止めたセイジは、ニッコリ微笑んで箱を開けた。

