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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
押して…引いて…

また押して、引く――――。

ただ単純なピストン運動を繰り返されるだけだが、膣壁に密着する竿が動く度にGスポットを何度も扱かれ、尿意に近い感覚が襲ってくる。

「んっ…んん……あぁぁ…」

後々のことを思ってかセイジは、ポルチオを刺激しないように絶妙な位置で先端をストップさせてくれていた。

私は土下座するみたいに腕をマットに押し付け、顔は枕に塞いだまま何も出来ずに固まっている。

「んっ!んっふぅ…ふぅぅぅくぅぅぅ…」

否応なしに出る喘ぎ声を枕に吸い込ませていった。

まだ絶頂までは到達していないけど、頭の中は熱を加えられたバターみたいに蕩けそうになっていて、微かに働く思考で『射精』作戦について考える――――

ど、どうしようぅぅぅぅ。

まだ緩いピストンだけで、子宮が気球みたいに飛んでいきそうなのに、自分から腰を動かしたらきっと爆発してしまうぅぅぅぅ。

セイジが律動に合わせるかのように、血流が一気に下腹部に集まってきているのが分かる。

肉壁の筋肉の収縮も早くなり、オーガズムが高まって昇ってくるのを時たま頭を振って拡散していた。

手を抜いて貰っている上に動けずされるがままなのは、減点対象になるのではなかろうか?

ダメ…
このまま終わる訳にはいかない…。

お、起き上がれチワワァァァ〜!

「はぁ…はぁぁ……あぁぁぁぁぁぁ……」

喉の奥から声を吐き出し、必死に頭を枕から上げた。

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