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第43章 Ｍ 卒業 Lesson

ズッチャッ！ズッチャッ！グッチュッ！

セイジの織りなすリズムと共に合奏のように水音が混じり合い、擦れ合う陰部がスピーカーになって音を広げる。

ジュッププゥゥゥ〜！！

「んあぁっ！あぁぁぁっ…はぁぁぁん！」

結局私もまた股間の旋律に、快感の唄を歌わされていった。

蜜宮は自分の意思に反して勝手に宴を繰り広げ、悦汁をたくさん振る舞いながらグイグイと勢い良く男金を飲み込んでいく。

「あっ……はぁ琴海…。締め付けが益々キツくなったね…」

艶っぽく漏らすセイジの吐息に、一瞬絶頂に近い感覚が襲い頭の中が真っ白になって――――

パフンッ！

力が抜けてしまった。

肩がマットに着いて動きが鈍くなった私の様子に、セイジも金塊の動きを止める。

「琴海！大丈夫？どうかしたの！？」

「ふにぃ〜。セイジ…反則ぅ…」

やはりこのレッスンは私には凄く不利な気がする。

最初は会えたことも、『卒業レッスン』をセイジで迎えられることも本当に嬉しかったけど、余りにも好き過ぎて精神だけでは身体が抑えきれない。

セイジの全てが媚薬になって、私の全てを麻痺させる。

せっかく奮い立たせたチワワパワーは、ものの数分でエンプティーになりそうだった。