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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
「えぇ!反則って、俺何かした!?」
腑抜けそうな私にセイジは素で驚いて聞いてくる。
あれれれ〜?
セイジって天然だったっけ?
もし気付いていないなら、この後もちょっと厄介だと思った。
やはり私自身がしっかりしないといけないんだ――――
だけど何度もそう言い聞かせても、直ぐに不安定になる自分が信用ならない。
ラブカル講師は皆んな自信に満ちているのに…。
『卒業レッスン』へのプレッシャーが色んな形で姿を現し始めた。
ただ三体位こなして、射精させればいいんじゃない気がする。
まだ少し霞む頭で見えそうで見えない何かを探そうとするが、はっきり浮き彫りにならなくてモヤモヤしてしまう。
「う〜ん…う〜ん…」
「琴海!?」
突然唸りだした私に、セイジは慌てて挿入していたものを抜きだして身体を抱き起こしてくれた。
セイジは私の肩を腕の中に囲い、目を見開いてかなり心配そうに顔を覗き込んでくる。
「琴海!どこか苦しい?」
「あ…ううん。ちょっと悩んじゃって…心配させてごめんね」
「悩みって…このレッスンの?」
「セイジ…」
普段のレッスンならここで話もできるけど、試験官の監視下の元では長話も出来ない。
自分で答えを出さないと…。
焦って気持ちが急いた瞬間――――
『本気で掛かって来い!』
ギロッと鋭く睨むイーグルアイが光って見えた。
腑抜けそうな私にセイジは素で驚いて聞いてくる。
あれれれ〜?
セイジって天然だったっけ?
もし気付いていないなら、この後もちょっと厄介だと思った。
やはり私自身がしっかりしないといけないんだ――――
だけど何度もそう言い聞かせても、直ぐに不安定になる自分が信用ならない。
ラブカル講師は皆んな自信に満ちているのに…。
『卒業レッスン』へのプレッシャーが色んな形で姿を現し始めた。
ただ三体位こなして、射精させればいいんじゃない気がする。
まだ少し霞む頭で見えそうで見えない何かを探そうとするが、はっきり浮き彫りにならなくてモヤモヤしてしまう。
「う〜ん…う〜ん…」
「琴海!?」
突然唸りだした私に、セイジは慌てて挿入していたものを抜きだして身体を抱き起こしてくれた。
セイジは私の肩を腕の中に囲い、目を見開いてかなり心配そうに顔を覗き込んでくる。
「琴海!どこか苦しい?」
「あ…ううん。ちょっと悩んじゃって…心配させてごめんね」
「悩みって…このレッスンの?」
「セイジ…」
普段のレッスンならここで話もできるけど、試験官の監視下の元では長話も出来ない。
自分で答えを出さないと…。
焦って気持ちが急いた瞬間――――
『本気で掛かって来い!』
ギロッと鋭く睨むイーグルアイが光って見えた。