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ラブカルチャースクール 2
第9章 M Lesson 3回目
カチャカチャ…

ヤナセが紅茶のカップをテーブルに置いて差し出してくれる。

「今日は、ドアーズにしてみました」

濃いめのオレンジ色した水色が、とても綺麗だ。

一口飲むと、渋みも少なくコクがある。

「凄く美味しいです!」

ヤナセは優しく微笑みながら、小さく頷いて…

「琴海様…レポート…拝見いたしました」

ドキン!

慌ててカップをテーブルに置き

「どどどど…でしたでしょうか…?」

元々そんなにレポートなんて書いたこと無い上に、潮吹きについてなんて凄く悩んで、必死に書いた。

更にそれをヤナセに見られるなんて…恥ずかしいし、緊張してしまう。

パソコンのディスプレイを確認しながら、ヤナセは笑顔で

「頑張って…書かれてるのが伝わって来ましたよ…自習までされたんですね」

「あ…はい…」

カァァァ〜!
顔が熱くなってくる。

改めてそれを言われると…かなり気不味い…。


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