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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
槍の柄をしっかり掴み、穴に傘を宛てがう。

渇いていた時とは違って、蜜が接着剤代わりかのようにヒダが亀頭にフィットする。

腰を沈め入り口に矢尻が少し入ると、ニュルッと滑るようにすんなり柄の真ん中まで挿入出来た。

「あぁぁ…ぁ…」

セイジから与えられる圧迫感に、雌の管は受粉でもされたかのように喜びに打ち震える。

もっともっと奥へ欲しい…

身体がそう言って膣壁を波打たせ、肉槍を子宮口まで引き込んでいく。

ググッと締め付けが勝手に強くなると、セイジも片目を少し細めた。

三体位の内一番セイジの顔が良く見えて嬉しくもあったが、セイジもかなり堪えているのが伝わってくる。

そんなセイジの表情に心の片隅で『射精』への期待が頭を覗きだす。

出来ることなら一発合格したい…

でも執着し過ぎると苦しくなる。

その欲はセイジも不安にさせていく――――。

土壇場で生じた迷いに、腰を宙に浮かせたまま固まっていると

「琴海…一緒に気持ち良くなろう」

手を差し伸ばしてきたセイジが優しく微笑んだ。

ドックン!

セイジの言葉に胸が震える。

「一緒に…?」

「うん…一緒に気持ち良くならないと意味がないだろう」

『気持ち良く』…

あぁ…そうだった。

姉さんも言っていたっけ…

『大事なこと』――――。

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