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ラブカルチャースクール 2
第44章 Lesson 仲間
ドキドキドキドキ――――!!
心拍数が、半端ない早さで上昇していく。
ラブカル講師として新任初日。
数年ぶりのスーツで気合も入れたが、童顔ゆえか警備の人に新卒に見られた。
指定された部屋に来ると、早目に来過ぎて誰も居ない。
ただ一人で時間が来るのを待ち続けた。
「はぁぁぁ〜ふぅぅぅ〜」
まさか…私一人じゃないわよね…。
何度目かの深呼吸をしながら、不吉なことを考え浮かんでしまう。
集合時間予定、十分前になった頃――――
カツン!カツン!カッツン!!
ヒールっぽい足音が、近付いてくるのが聞こえた。
「来た…」
レッスンの控え室で。担当講師が来るのをドキドキしながら待っていた時の感覚が蘇る。
今日は、これから一緒に働く『仲間』だけど…。
ガチャ!!
ドアが一気に開かれた――――。
「はぁぁぁぁ〜!間に合ったぁぁぁ〜!」
スーツのジャケットを肩にかけて、明るい長めの髪を少し乱したスタイルの良い女性が飛び込んできた。
様子からすると、かなり慌てて走ってきたのだろう。
ど、どうしよう…
やっぱり「初めまして」かな?
「あ…あの…」
緊張気味に声を掛けようとすると――――
「あぁ〜!あなたも同期〜?私ジュリって言うの!宜しくねん!」
明るいノリで先に挨拶してきた美人は、なんかホズミ姉さんにキャラが被って見えた。
心拍数が、半端ない早さで上昇していく。
ラブカル講師として新任初日。
数年ぶりのスーツで気合も入れたが、童顔ゆえか警備の人に新卒に見られた。
指定された部屋に来ると、早目に来過ぎて誰も居ない。
ただ一人で時間が来るのを待ち続けた。
「はぁぁぁ〜ふぅぅぅ〜」
まさか…私一人じゃないわよね…。
何度目かの深呼吸をしながら、不吉なことを考え浮かんでしまう。
集合時間予定、十分前になった頃――――
カツン!カツン!カッツン!!
ヒールっぽい足音が、近付いてくるのが聞こえた。
「来た…」
レッスンの控え室で。担当講師が来るのをドキドキしながら待っていた時の感覚が蘇る。
今日は、これから一緒に働く『仲間』だけど…。
ガチャ!!
ドアが一気に開かれた――――。
「はぁぁぁぁ〜!間に合ったぁぁぁ〜!」
スーツのジャケットを肩にかけて、明るい長めの髪を少し乱したスタイルの良い女性が飛び込んできた。
様子からすると、かなり慌てて走ってきたのだろう。
ど、どうしよう…
やっぱり「初めまして」かな?
「あ…あの…」
緊張気味に声を掛けようとすると――――
「あぁ〜!あなたも同期〜?私ジュリって言うの!宜しくねん!」
明るいノリで先に挨拶してきた美人は、なんかホズミ姉さんにキャラが被って見えた。