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ラブカルチャースクール 2
第10章 Lesson 四天王
「きゃぁ!悪かったわよ〜!オムライス冷めちゃうわよ!お腹ペコペコよ〜!」

「そうですね…温かい内に頂きましょう」

「あぁ…腹減った…」

ガタガタと…何事も無かった様に四人は席に着いた。

「お茶…淹れます!」

「琴海様!大丈夫です…一緒に食べませんか?全然休んでなかったからお疲れ様でしょう…」

さっきのブリザードとは打って変わって、ヤナセはいつもの貴公子スマイルになっていた。

「でも…」

「琴海ちゃん…お疲れ様〜みんなと食べてちょうだい」

奥さんが私の分のオムライスを作って来てくれた。

「あ…有難う…ございます…」

胸の奥がジンワリと温かくなる…。

旦那と二人っきりの時には、こんなアットホームな感覚…
全然、味わえなかった…。 

ガタンッ…ホズミ姉さんが椅子を引いてくれ

「チワワちゃ〜ん!座って!座って!」

それこそ本当に、おいでおいでと手招きされた。


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