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ラブカルチャースクール 2
第10章 Lesson 四天王
でも…

『琴海様…どうかご自身が信じた道を真っ直ぐお進み下さい…』

信じていいんだ…
今、自分が頑張っている事を…。

それを見守っていてくれてる人が居るだけで…
凄く勇気が湧いてくる。

特にあのヤナセ様のお言葉だと思うと、重みが倍増しだわ!

それにしても…今日の四人は殿上人みたいで、本当に格別だったぁ…ん?

「あれ…四人……殿上人………四天王?」

ドッキ〜ンッ!!!

そうだ!
きっと、あの四人が四天王なんだ!

そして瞬間…
サァァァァァァ…っと、血の気が引きそうになって、電車のドアに
「ゴンッ!」
…頭をぶつけた。

天下の四天王を…こき使ってしまった。

一緒にご飯まで食べてしまった…
四天王…フレンドリー過ぎるわよ!

家に着くまでグルグルと頭がプチパニックなってしまったせいか…

ヤナセの話の真意を考える余裕なんて、すっかり念頭から消え失せてしまっていた。


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