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ラブカルチャースクール 2
第11章 M Lesson 4回目
ラブカルビルのエレベーターの前に立って、背筋を伸ばし、降りてくる階数表示を見詰める。

今日はマスターコース実技レッスン
『4日目』

「誰が担当かな…」

毎回ドキドキするけど、今日はいつもより落ち着いている。

一昨日の四天王騒動…

特別講師たちの気さくな一面に、親近感が湧いてきたのかもしれない。

きっと彼等は、ここでは特別な存在だろう…
でも、一切それをひけらかす訳でも自慢する訳でもない…。

ただひたすら…周りの空気を優しくしてくれる…。

それがラブカルの『基本理念』

「私もあんな講師になりたいな…」

チーン!

エレベーターが到着し、ドアが開くと…

今日は誰も、乗って居なかった。

あの人が居ないと分かっていても…
このドアが開く度に…

期待している自分がいた…。

「ふふ…今日も頑張ろっと…」

エレベーターに乗り込んで、受付階のボタンを押した。

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