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ラブカルチャースクール 2
第11章 M Lesson 4回目
「こんにちは…琴海様」
エレベーターのドアが開くと、いつもの如くヤナセが綺麗な最敬礼で出迎えてくれる。
あぁ…ヤナセマジックで、宮殿にでも来た気分に錯覚させられるわ…。
「こんにちはヤナセさん!今日も宜しくお願いします!」
私も深々とお辞儀をする。
「クスクス…先日はお疲れ様でした…体調など大丈夫でらっしゃいますか?」
微笑みながら、ラウンジに向かう扉を開けてくれる。
「はい、翌日は穏やかでしたので」
「クス…そうですか…今度は時間帯に気を付けて参りますので」
「あ…はい…分かりました…」
ははは…またあるかもしれないんだ…
あの四天王パニック…。
ソファーに腰掛けて、お茶を淹れてくれてるヤナセを待つ…
「今日の紅茶はケニアにしてみました…」
「ケニア?」
鮮やかで濃い紅色の液体からは、優しく甘い香りがする。
「深いコクと渋みがありますが、ストレートでも飲みやすい茶葉かと…」
コクリ…
一口含むと… フレッシュな香りが広がった。
エレベーターのドアが開くと、いつもの如くヤナセが綺麗な最敬礼で出迎えてくれる。
あぁ…ヤナセマジックで、宮殿にでも来た気分に錯覚させられるわ…。
「こんにちはヤナセさん!今日も宜しくお願いします!」
私も深々とお辞儀をする。
「クスクス…先日はお疲れ様でした…体調など大丈夫でらっしゃいますか?」
微笑みながら、ラウンジに向かう扉を開けてくれる。
「はい、翌日は穏やかでしたので」
「クス…そうですか…今度は時間帯に気を付けて参りますので」
「あ…はい…分かりました…」
ははは…またあるかもしれないんだ…
あの四天王パニック…。
ソファーに腰掛けて、お茶を淹れてくれてるヤナセを待つ…
「今日の紅茶はケニアにしてみました…」
「ケニア?」
鮮やかで濃い紅色の液体からは、優しく甘い香りがする。
「深いコクと渋みがありますが、ストレートでも飲みやすい茶葉かと…」
コクリ…
一口含むと… フレッシュな香りが広がった。