この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
改札を出て実家の方角に向かって行こうとした時だった…
「あ…綺麗…」
進行方向に、太鼓橋の様な大きな虹が掛かっていた。
「あはっ!久しぶりに見たかも!」
先の方に大きな川があるからか、時たま虹が見えるのだ。
「ふふふ…きっとセイジもこの虹に釣られちゃったんだね…」
私がまだ結婚していない2年ほど前…
セイジは電車から見えた虹が気になって、この駅で降りた。
虹に向かって歩いている途中で、セイジは捨てられてた猫が気になって、コンビニにミルクを買いに行ってる間に、私がその猫を拾って実家に連れて帰ってしまった。
それが…私とセイジの最初の出逢いだった…。
『後悔先に立たず』って…
本当だよね…。
もしあの時…急に降って来た雨を止むまで待っていたら…
私たちの人生は…もっと大きく違って来ていたのかな…?
何度も時間が戻って欲しいと…
願ってしまった…。
そんな事…絶対…
無理なのにね…。
「あ…綺麗…」
進行方向に、太鼓橋の様な大きな虹が掛かっていた。
「あはっ!久しぶりに見たかも!」
先の方に大きな川があるからか、時たま虹が見えるのだ。
「ふふふ…きっとセイジもこの虹に釣られちゃったんだね…」
私がまだ結婚していない2年ほど前…
セイジは電車から見えた虹が気になって、この駅で降りた。
虹に向かって歩いている途中で、セイジは捨てられてた猫が気になって、コンビニにミルクを買いに行ってる間に、私がその猫を拾って実家に連れて帰ってしまった。
それが…私とセイジの最初の出逢いだった…。
『後悔先に立たず』って…
本当だよね…。
もしあの時…急に降って来た雨を止むまで待っていたら…
私たちの人生は…もっと大きく違って来ていたのかな…?
何度も時間が戻って欲しいと…
願ってしまった…。
そんな事…絶対…
無理なのにね…。