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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
やっぱり変だ…。

こないだのレッスンから、セイジも不安定な感じがする。

「セイジ…何か…あった?」

「琴海…」

聞いても名前を呼ばれるだけで…
指は上唇もなぞりだした。

微かに触れる感触に、身体が自然と疼いてくる。

「セイジ……あ…」

気持ちも昂ぶって甘い声が自然と漏れだし、セイジは眉間に皺を寄せた。

「はぁ…駄目だ…自信がない…」

吐き出す様に言って、セイジはソファーから立ち上がって

「店内に居るから…琴海は休んでな…」

「えっ…セイジ…待って…」

出て行こうとするセイジを追いかけようと、慌てて近くのテーブルに手を掛けた時…

カッコ〜ン!

手に箱が当たって、床に弾き飛ばしてしまった。

「やだ!落としちゃった!大丈夫かなコレ…あ…」

その箱は『コンドーム』の箱だった。


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