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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
立ち上がろうとすると少し頭が眩み、膝に手を乗せて落ち着かせる。
「琴海…大丈夫?」
セイジが手を差し出して、支えてくれようとした。
その手をしばし見詰めて、顔を上げると…
「はい…掴まって」
セイジは優しく微笑んでいる。
「うん…有難う…」
おずおずと手を重ねると、キュッとセイジの指に力が入る。
キュン…
この指先から…
気持ち…伝わらないかな…。
「立ち眩みするから、ゆっくり立って…」
「う…ん…」
立ち上げてくれる手が、温かくて…
優しい…。
セイジの手の感触…
絶対…忘れないでおくね…。
「琴海…大丈夫?」
セイジが手を差し出して、支えてくれようとした。
その手をしばし見詰めて、顔を上げると…
「はい…掴まって」
セイジは優しく微笑んでいる。
「うん…有難う…」
おずおずと手を重ねると、キュッとセイジの指に力が入る。
キュン…
この指先から…
気持ち…伝わらないかな…。
「立ち眩みするから、ゆっくり立って…」
「う…ん…」
立ち上げてくれる手が、温かくて…
優しい…。
セイジの手の感触…
絶対…忘れないでおくね…。