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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
「眩暈…大丈夫?」
立ち上がった私の顔をセイジは頭を傾けて覗き込む。
「うん…大丈夫…ありが…とう…」
一つ一つの優しさに触れる度…
胸の奥で感情が膨らんで…
はち切れそうになる…。
「セイジ…」
「ん?」
無意識に呼んだ名前に、セイジは応えてくれる。
「セイジ…」
「うん…どうしたの?」
「セイジ……セイジ…」
「…琴海?」
壊れたプレーヤーみたいに繰り返す名前に、セイジも怪訝な顔をした。
「セ…イジ…ィ…」
「琴海…落ち着いて!」
「セイジ……セッ…ひっく…」
「琴海っ!」
瞬間、ギュッとセイジの胸の中に包み込まれた。
お願い…
今だけは…ここに居て…。
立ち上がった私の顔をセイジは頭を傾けて覗き込む。
「うん…大丈夫…ありが…とう…」
一つ一つの優しさに触れる度…
胸の奥で感情が膨らんで…
はち切れそうになる…。
「セイジ…」
「ん?」
無意識に呼んだ名前に、セイジは応えてくれる。
「セイジ…」
「うん…どうしたの?」
「セイジ……セイジ…」
「…琴海?」
壊れたプレーヤーみたいに繰り返す名前に、セイジも怪訝な顔をした。
「セ…イジ…ィ…」
「琴海…落ち着いて!」
「セイジ……セッ…ひっく…」
「琴海っ!」
瞬間、ギュッとセイジの胸の中に包み込まれた。
お願い…
今だけは…ここに居て…。