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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
背中に回した手は服を掴み、広い胸に顔を埋め、絞り出す様に名前を呼んだ。
「セイジィィィ…」
「琴…海…」
セイジの腕にも力がこもる。
『側に居て』…
『離れないで』…
『貴方が欲しい』…
言えない言葉を飲み込む度に、ズキズキ胸が痛みを訴えて、涙がまた溢れ出す。
「セ…ひっく…イジ…」
「うん…分かった…ごめん…琴海…」
『分かった』
『ごめん』
どういう意味…?
セイジは身体を離し、両手で私の頬を挟む。
「セイジ…?」
「琴海…全部…俺が悪いんだ…」
ドックン…
「悪いって…?」
セイジは泣きそうな顔を見せ…
傾けた顔が近付き…
唇が重なった…。
「セイジィィィ…」
「琴…海…」
セイジの腕にも力がこもる。
『側に居て』…
『離れないで』…
『貴方が欲しい』…
言えない言葉を飲み込む度に、ズキズキ胸が痛みを訴えて、涙がまた溢れ出す。
「セ…ひっく…イジ…」
「うん…分かった…ごめん…琴海…」
『分かった』
『ごめん』
どういう意味…?
セイジは身体を離し、両手で私の頬を挟む。
「セイジ…?」
「琴海…全部…俺が悪いんだ…」
ドックン…
「悪いって…?」
セイジは泣きそうな顔を見せ…
傾けた顔が近付き…
唇が重なった…。