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ラブカルチャースクール 2
第15章 Lesson 休校
「セ…イジ…ィ…」

私の性感帯を誰よりも熟知している唇が、的確に肌の上をなぞっていく。

唇の柔らかな隙間から、濡れた舌先がセイジの軌跡を描いていくみたいだ。

「あ…あぁ…」

まだ首筋だけなのに、触れられた部分が凄い熱が帯び…
セイジの唇に、身体中の全神経が集中していしまう。

「琴…海…」

シフォンの服は胸元が開けていて、浮き出る鎖骨を唇で挟み、ゆっくりと形を辿ていくのが…

なんだか凄く嬉しかった。

前回の実家での時は…
腕を摩ってくれたりと、セイジの触れ方が身体を象ってくれてる様で…

『自分の存在』が実感できた…。

旦那の時の排泄の器とは違う…

まるで壊れものみたいに、優しく触れて…
どこまでも満足させてくれた。

そんな風に抱き締めてくれた腕は…

貴方…セイジしか知らない…。

それは…レッスンの時とはまた違う感覚に思えた…。



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