この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第17章 Lesson 革命
「あら~ん!ヤナセったらカッコいい事言うじゃなぁ~い!今だったらチュゥ~してあげてもいいわよ~!」
両手で頬を挟んで唇を付きだし、ホズミは垂れ目がちな瞳をキラキラさせたが
「必要ない…」
ヤナセは眉間に皺を寄せて、物凄く嫌そうな顔をした。
さっきまでの涼しい気な顔と違って滅多に見せない表情は人間臭くて、こんな顔をヤナセに毎回させる事が出来るホズミは強者だと思った。
「ふふふ…二人は本当に仲良しなんですね」
楽しくて、自然と顔が綻んでしまう。
「そうなのよ~!なのに三人ともいつもつれなくて~!せっかくの美人が構ってあげてるのにぃ~」
手を目に当てて泣き真似するホズミ。
「構ってくれなくて…結構…」
あっさりと突っぱねるヤナセ。
端からみたら、とっても絶妙な呼吸だ。
そしてヤナセにも心を許せる人たちがいるからこそ、ラブカルは大事な場所なのかもしれない。
鉄壁の『掟』を変えようとしてまでも…。
両手で頬を挟んで唇を付きだし、ホズミは垂れ目がちな瞳をキラキラさせたが
「必要ない…」
ヤナセは眉間に皺を寄せて、物凄く嫌そうな顔をした。
さっきまでの涼しい気な顔と違って滅多に見せない表情は人間臭くて、こんな顔をヤナセに毎回させる事が出来るホズミは強者だと思った。
「ふふふ…二人は本当に仲良しなんですね」
楽しくて、自然と顔が綻んでしまう。
「そうなのよ~!なのに三人ともいつもつれなくて~!せっかくの美人が構ってあげてるのにぃ~」
手を目に当てて泣き真似するホズミ。
「構ってくれなくて…結構…」
あっさりと突っぱねるヤナセ。
端からみたら、とっても絶妙な呼吸だ。
そしてヤナセにも心を許せる人たちがいるからこそ、ラブカルは大事な場所なのかもしれない。
鉄壁の『掟』を変えようとしてまでも…。