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ラブカルチャースクール 2
第17章 Lesson 革命
お茶の時間のピークも終わり、ひと段落した頃には17時になっていた。

「琴海ちゃん、今日はもういいよう〜!」

「分かりました!お先に失礼します!」

「お疲れ様〜!」

急く様に帰る私を店長が笑顔で見送ってくれた。

小走り気味で駅に向かいながら、風に靡く上着を羽織る。

今晩こそ、旦那に言うんだ!

旦那と話すのに、こんなに急いだ事は今までにない。

スーパーとマンションだけの往復。
素っ気ない会話。
虚しい毎日。

変わりたくて…変えたくて…
努力したけど…全てが無駄だった。

自分に自信を持ちたくて…
『資格』を取ってみようと…ほんの興味で調べたカルチャースクール…。

そして見つけたのは

『ラブカルチャースクール』だった。

あの瞬間から、私の人生は変わり出して…

色んな事を体験して…

未来が動き出して…

死ぬほど愛しい感情も…

生まれて初めて知った…。 


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