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ラブカルチャースクール 2
第18章 M Lesson 教養K
ドッキン!

え…今…『キス』って言った?

胸が跳ねて、ドキドキしてくると…

「わぁぁぁ〜!キスっすか!!なんかドキドキしちゃいますね!!」

ナツもどうやら同じだったらしい…。

セイジはナツの切り変えの早さに、綻ぶ口元を隠す様に押さえた。

「キスと言っても奥が深いんだよ。前戯の要は『キス』に掛かってると言ってもいいからね」

そう言って微笑むセイジと何気に目が合って、妙に照れ臭かった。

「はいっ!分かりました!」

テンションが上がったナツは、元気良く手を上げる。

一所懸命なナツが可愛らしいけど、どうにもラブカルの講師ぽくなかった。

でも、ナツにはナツの思いがあって講師になったんだよね…。

このナツの純粋さが、もっと役立って欲しいな…

心の片隅で思った。

セイジがプロジェクターに電源を入れると、スクリーンに映像が映し出される。

「ではテキストに入ります…先ずは大まかなキスの種類になります」

タブレットの画面から項目を選択すると、
『キスの種類』の一覧と画像が表示された。


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