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第4章 M Lesson 初回

ヤナセは、ニッコリと微笑み

「これは…私としてますので…確実ですね…」

「…ひゃ…ぃ…」

スタンダードの卒業レッスンで…ヤナセとした
『シックスナイン』

ヤナセの顔を跨いで、秘部を見せなきゃいけなくて…
思い出すだけで、顔から火が出そうになる。

「スタンダードでは、普段されてる事が主流なので…４８手で敢えて課題にする必要もないかと…」

普段……してませんよ…。

「実技と教学と…琴海様のペースで無理の無い様にお進め下さい…お仕事も始められた訳ですし…お身体を壊してしまいましたら、大変ですから…」

労りの言葉を掛けてくれながら、微笑む顔は…本当に優しい。

ヤナセには、バイトを決めた時点でメールをしておいたから、色々考慮してくれてるんだろう。

「はい…無理のないように…頑張ります…」

旦那と離婚が成立しないと…
卒業レッスンを受けれないかもしれないし…。

ヤナセは…それも察しているのかしら…。