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ラブカルチャースクール 2
第5章 Lesson 御来店
「マスターご無沙汰しております…」

優雅な物腰…

均整の取れたスタイルに…

彫刻みたいに、綺麗な顔立ち…

サラサラと…
流れる様なライトブラウンの髪…

「お〜!忙しかったみたいだね〜久々に会えて嬉しいよ…ヤナセくん…」

それは正真正銘…『ヤナセ』だった。

「琴海ちゃん…この子ね〜ワタリくんと良く一緒に…おや?琴海ちゃん?」

一瞬にしてフリージングされた私に店長が、不思議そうな顔をした。

「え…琴海…様…」

流石のヤナセも、目を開いて驚いたようで…

更に…

「ヤナセ…このチビと知り合いか?」

ワタリも私を指して、驚いている。

チビ〜!?
本当だけど、酷い〜!!

てか、ワタリからしたら殆どチビっちゃくなるわよ!

チビ呼ばわりしたワタリに、ヤナセは目を細めて

「ワタリ…琴海様はスクールの生徒さんだ…失礼ですよ!」

低めの声で、厳しく言い切った。


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