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ラブカルチャースクール 2
第19章 M Lesson 6回目
ヤナセに逆らう事なんて、きっと一生無理だと思った。

「宜しく…お願い致します…」

大人しく肩を窄めてる後ろから、ヤナセの手が回されてきた。

「ひゃぁ!」

「クス…ご安心下さい…後ろから立ったままで上げさせて頂きますので…何も見えませんから…」

ショーツを見ない様に気使ってくれているが…
背中に感じるヤナセの体温と甘い香りに包まれて、目眩がしてくる。

いっその事、パンツくらい見られてもいいいから、一気に終わらせて貰った方が良いのかもしれない。  

まぁ…どちらにしても、拷問に近いんですけど…。

「では…失礼致します…」

ヤナセは少し背を下げて、膝まで下りているストッキングに手を掛け…

スルスルスル…パッチン!

見事な手付きで、すんなりと履かせてくれた。

て、手早いっ!
何か自分で履くより上手い気がするんですけど!

「有難うございます!」

取り敢えず終わった!

と…喜んだのも束の間…

「琴海様…もう少々失礼致します…」

「へ…もう…少々?」

嫌な予感が胸を過った瞬間…

ワサワサワサ…

「ひゃっ!あっ……あぁ…」

ヨレがない様に脚を摩って、ストッキングを均等に伸ばしてくれている。

あぁぁぁぁ… なんで…そんな事まで…丁寧過ぎです〜!
 
手のひらで優しく太腿を撫で上げる感触に、思わず疼いてきそうだった。


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