この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第19章 M Lesson 6回目
「はい…これで宜しいかと…」
「ひゃ…い……あっ…」
ヤナセの手が離れた途端、脚から力が抜けていき、フラッと前に倒れそうになった。
「琴海様っ!」
咄嗟にヤナセの腕が身体に絡み付いて、胸の中に引き寄せてくれたが…
うきゃぁぁぁぁぁっ!
余計、頭がクラクラしてしまう。
そんな私の心情を知ってか知らずか、ヤナセは心配そうに顔を覗き込んできて
「琴海様…また貧血でらっしゃいますか?」
憂いで色っぽい顔を至近距離に、突き付けてくる。
「ふぐぅ…」
頭が沸騰して、吐血しそうな気分です!
「ふぐぅ…?取り敢えず座りましょうか…」
ヤナセは首を傾けながら、ポッスン!と私をソファーに座らせてくれた。
「気持ち悪くはないですか?」
私の状態を心配そうに聞いてきて、細めるヘーゼルの瞳が眩し過ぎて、視線を背ける様に頭を項垂れ
「大丈夫です…」
「そうですか…今日もタクシーを使われた方が宜しいかと思われますが…」
貴公子ヤナセ様に従うまでだった。
「はい…お願いします…」
「畏まりました…手配は済んでおりますので…」
「はい…」
流石でございますね…。
でも、これでやっと終わっ…
てなかった!
「ひゃ…い……あっ…」
ヤナセの手が離れた途端、脚から力が抜けていき、フラッと前に倒れそうになった。
「琴海様っ!」
咄嗟にヤナセの腕が身体に絡み付いて、胸の中に引き寄せてくれたが…
うきゃぁぁぁぁぁっ!
余計、頭がクラクラしてしまう。
そんな私の心情を知ってか知らずか、ヤナセは心配そうに顔を覗き込んできて
「琴海様…また貧血でらっしゃいますか?」
憂いで色っぽい顔を至近距離に、突き付けてくる。
「ふぐぅ…」
頭が沸騰して、吐血しそうな気分です!
「ふぐぅ…?取り敢えず座りましょうか…」
ヤナセは首を傾けながら、ポッスン!と私をソファーに座らせてくれた。
「気持ち悪くはないですか?」
私の状態を心配そうに聞いてきて、細めるヘーゼルの瞳が眩し過ぎて、視線を背ける様に頭を項垂れ
「大丈夫です…」
「そうですか…今日もタクシーを使われた方が宜しいかと思われますが…」
貴公子ヤナセ様に従うまでだった。
「はい…お願いします…」
「畏まりました…手配は済んでおりますので…」
「はい…」
流石でございますね…。
でも、これでやっと終わっ…
てなかった!